「階段を上り下りする時にひざが痛くて困っている」
「ひざが痛くて床から立ち上がることもできない」
こんなお悩みがある時にはこのブログがお役に立てると考えています。
40代・50代女性に多いひざの痛みの原因とは?|ひざ痛の治し方を初公開
こんにちは、大阪府大阪市西区佃でなかむら鍼灸接骨院を開業しています、中村賢仁と申します。
この度のブログでは、ひざの痛みの治し方についてまとめています。
当院でも、保育士さんや学校の先生、工場勤務で立ちしゃがみをよくする方からひざの痛みに対するご相談を多数伺っております。
ひざの痛みは、立ちしゃがみや、階段の上り下り、動き始めの動作の際に起こる傾向があります。
当院では患者さんに施術と共に、日常生活であることに取り組んでいただくと、ほとんどの方のひざの痛みが軽減しています。
なかには、「もうひざの痛みが出なくなった」という喜びの声をいただくこともあります。
この度、ブログに当院で患者さんにお伝えしているひざの痛みの対処法を初公開させていただきます。
もし、そのように立ちしゃがみによるひざの痛みでお悩みでしたら、このブログがお役に立てると考えています。
ぜひ最後までご覧ください。
ひざの内側や前側が痛む!痛みの種類と場所から考える原因と対処法
立ちしゃがみや、階段の上り下り、動き始めのひざの痛みを訴え、病院に行くと注射を打ってもらうことが多いです。
ですが、なかなか良くならず当院に来院なさるケースがございます。
しかしながら、なぜ注射を打ってもひざの痛みがなかなか改善しないのでしょうか?
それは、ひざだけが問題ではないからです。
例えば、しゃがむ動作を一つ例に取ってみると、ひざだけが動くわけではありません。
股関節、足首、腰など、ひざ以外の関節も動いています。
しゃがむ、階段を上り下りするといった動作は、まるで時計の歯車が動くように、股関節や腰、足首、ひざといった関節が連動して動くわけです。
仮に、この歯車が一つでも動かなくなってしまうと、体に異常が起こることになります。
特にひざは股関節や足首の間に挟まれた構造になっているため、股関節や足首、腰などの動きが悪くなってしまうと、ひざにかかる負担が増えることになります。
しゃがみ込みや階段の上り下りだけでなく、動き始めにひざが痛くなる原因は、歯車がうまく噛み合っていないために、痛みが起こっている可能性があります。
錆びた自転車も最初にペダルを回す時に力がいるのと同様に、動き始めに負担がかかることになります。
ひざの痛みを和らげていくためには、ひざだけでなく、ひざ以外の硬くなった筋肉や関節も柔軟にしていくことがポイントになります。
ひざの痛みを治すポイントは炎症のコントロール
まず一番に、ひざの痛みを治していくために、注意していただきたいことがあります。
それは、「ひざを触ったら熱を持っているか?」これをまず一番に確認していただく必要があります。
まずひざの痛むところを触って熱を持っていると感じた場合。
※熱いかどうかをチェックする方法は、直接ひざの皮膚を触っていただき、皮膚の温度と太ももの上や、股関節の前の皮膚と比べて熱いかどうかで判断可能です。
もし、ひざが熱いと感じた時には炎症が起こっている可能性があります。
ひざに炎症が起こっている場合はアイシングでひざを冷やし、熱を取ってあげることが有効です。
アイシングの方法は、まず、ビニール袋に氷を入れて少し水を入れます。薬局で売っている氷嚢を活用していただくことも可能です。
これでアイシングに活用する氷嚢が完成します。
熱を持ったひざに当てて移動させながら5分から10分、アイシングをしてください。
このアイシングは朝、昼、晩、あとはお風呂に上がった後や少し体を動かした後などにアイシングしていただくことをおすすめいたします。
ひざの熱感は大体の場合、1週間程度で治まってきますので、こちらを併用してやってみてください。
自宅でできる!ひざの痛みを和らげるストレッチと生活改善のポイント
ひざの痛みでお悩みの患者さんを施術させていただくと、「ひざが伸びない」という共通の症状があります。
ひざが伸びなくなることで、
・階段の上り下りのときにひざが痛い
・長時間、座り作業をしてから立ち上がろうとするとひざが伸びない。
・動き始めにひざが痛くなる
といった症状が長期化することになりかねません。
そこで、私がオススメしている
・ひざが伸びない状態を和らげていく運動
・ひざに負担がかからないようにしゃがみ込みや立ち上がりを行う方法
をこのブログでご紹介させていただきます。
とても簡単にできて、なおかつ効果の高い方法ですので取り入れていただけますと幸いです。
ひざの痛みを取り除いていくストレッチ
①まず、壁の横に立ちます。この時に必ず手で体を支えながら行ってください。
②次に足を前に出します。前に出す足は痛くない方の足です。
③そのまま歩くような形で、痛くない足に体重を乗せます。その時にひざ裏と股関節が伸びるような姿勢になります。
④前に歩くような形で繰り返していきます。無理に伸ばすのではなく、痛くない範囲で行うことがポイントです。
この運動をすることで固まった筋肉を伸ばすことができます。
両ひざが痛い場合は両方行ってください。
1日3回、1回につき1分を朝、昼、晩行うことをおすすめします。
※痛みが強くなる時は、ストレッチを中止してください。
ひざを痛めない座り方と立ち方
次はひざに負担がかからない立ちしゃがみの方法です。
まず、立つ時は下を向いて立ち上がるよりも、顔を上げて立つ方がひざに負担をかけずに立ちやすくなります。
座る時はお尻から座ります。
この方法だとひざをあまり曲げずに、股関節の動きで立ったりしゃがんだりすることができます。
ですので、ひざに負担がかかりにくいです。
この度紹介した方法をまずは1週間続けてみてください。
1週間続けることができたら、次は2週間、3週間、1ヵ月とどんどん慣らして試してみてください。
多くの場合、私の臨床経験から3週間続けて試していただくとひざの痛みに変化を感じる傾向があります。
立ったりしゃがんだりする動作は日常生活の中でたくさんあると思います。
例えば
・お手洗いに行く時。
・自宅や職場の椅子から立ち上がる時。
・作業が終わって座る時など。
日常生活でこの度紹介したひざに負担をかけない、立ちしゃがみのやり方を取り入れていただくことでひざの負担を最小限に抑えることが可能です。
ぜひ1ヵ月続けてみてください。
ひざの痛みでお悩みでしたらご相談ください
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
当院では、立ちしゃがみでお困りだった患者さんが、施術と共にこの度ブログで紹介したことに取り組んでいただき、治療期間1ヵ月、施術回数は4回でスムーズに立てるようになりました。
また、仕事でしゃがむことがあったけど、しゃがめるようになったという喜びのお声をいただいております。
ひざの痛みが長引くと動くのも億劫になるのは無理のないことかと思います。
ですが、このブログで紹介したことに取り組んでいただくことで、お悩みを解消できる可能性があります。
それでもひざが一向に良くならない時は、当院でもひざの痛みの施術が可能です。
もし、ひざの痛みでお悩みでしたらお早めに当院までご相談ください。
このブログをお読みいただいた方のご健康をお祈りいたします。
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【監修:なかむら鍼灸接骨院院長 柔道整復師・鍼灸師 中村賢仁】
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